●中学32回・高校34回卒 同期会「34会」開催

 11月9日(土)寒さが急に増した夜、50才(もうすぐなる)を迎えた男達が、東京・浅草橋の隠れ家的居酒屋(玉椿)に参集した。
 長年同期会を実施して来たが、まんねり化を防ぐ為、今回は場所を市川から都内へ移し、50才の節目に一同顔を揃えようと企画しました。
 改めて50才を意識して見ると、歳相応に見える者、お前いくつだよ?と言いたくなる者(笑)、それぞれの人生を生き抜いてきたんだな―と感慨深くなりました。
 会話の話題も年々、自らの人生⇒子供→孫→病気の話と歳相応の会話内容になっていました。
 有る程度落ち着いて来ると、「担任、誰先生?」と当時は話した事も無かった同期と自然と会話が成り立っているから凄い。
 又、今回初参加の人も数名居たが、「初めて来たけど、こんなに打ち解けられるなら、次回も是非来たい」と言う位やはり同期・仲間の繋がりは何年経っても変わらないものです。
 次回は来年早い時期に設定しようという話になり、全員で校歌を熱唱して、この場をお開きとしました。
 店を出てみると、再会を懐かしく思いこのまま帰れない者達がそれぞれにグループを作り、夜の東京へ飲まれて行きました。その後の報告によれば、ほとんどの者が帰宅2時〜3時だったとか。
 34会はまだまだ若いと思う今日この頃でした。

黒田雅之 高校34回卒


●高校33回 同期納涼会

 去る7月21日(土) 本八幡「やわた茶屋」にて、33回同期「納涼会」が催されました。
今回、38名の同期が参集して、卒業アルバムを見ながら、既に「時効となった」思い出話に花が咲きました。
 昨年のホームカミングディを切っ掛けに始まった同期会ですが、本年1月29日の新年会を含めて3回目となります。参加延べ人数は100名程になります。
 金子明人君(4組)より「11月11日の同窓会設立70周年記念式典には、お互いに声を掛け合って同期100人集まりましょう」との呼び掛けもあり、同日を33回生同期会とする事となりました。
 最後に、今井浩志君(12組)の声掛けで、全員が円陣を組み市川学園校歌を歌い、11月11日により多くの同期に再会できることを楽しみにしてお開きとなりました。(平成24/09/27)


●高校9回3年D組 クラス会開催

 平成24年5月27日(日)、山崎製パン企業年金基金会館で高校9回3年D組のクラス会を開催、今年で74歳になる「老青年」13名が集まり賑やかに「老青年」が近況を報告しあいました。
 昨年の大震災の日に福島県の温泉を旅行していて地震に遭遇した体験談をきいたり、若返り薬の健康に対する影響を薬剤師の参加者から聞いてやはり年相応に生きることがベストだと納得したり、後期高齢者の仲間入りが近づき健康管理や病気対応の話に盛り上がったりと予定の時間があっというまに過ぎてしまうほどの盛会でした。
 残念ながら昨年中に2名の仲間が他界し、これからも出来るだけ元気なうちに顔を合わせる機会を作ろうとクラス会を継続していくことになり、散会しました。 (高木)
(平成24/06/07)


 同期会やクラス会コーナーとして掲載します。皆様の活用をお待ちしております。     事務局

●高校34回(昭和57年、1982年卒)同期会ゴルフ

 7月18日、海の日に同期生12名が集まり名門、船橋カントリー倶楽部にてプレーを楽しみました。スコアはともかく、熱中症者も無く、楽しい和気あいあいの1日でした。それぞれのリベンジのため、次回は、今年の10月29日(土)開催予定となりました。
 毎年3月には、「34会」と称し、全同期生に呼びかけ同窓会も開催しております。(次回は、平成24年3月10日開催予定)現在約460名の連絡先は、把握出来ておりますが、200名位の同期生の連絡先が不明となっておりますので、ホームページを見た方は、是非、代表幹事までご一報下さい。(平成23年/07/21)

代表幹事 嶋村文男 北川善剛 


●軟式野球部OB会

 平成21年2月1日(日)市川グランドホテルにおいて、小崎秀雄先生(元顧問)を囲んで歴代のOB会長はじめ役員・会員が集まり親睦会を開き、貴重な意見交換が出来ました。
 数年前の軟式野球部廃部の危機にともない、なお一層の親睦を図ると共に現役野球部への支援を継続したいと思います。

市川学園軟式野球部OB会 会長 板橋治和(高19回)


●「34会」同期会 IN 一宮学舎

 平成20年3月22・23日に高34回の同期会「34会」を懐かしの学園一宮学舎にて行ないました。
 現在の一宮学舎は我々が夏にお世話になっていた場所・建物とは全く違う様相となり、温泉付きのプチホテルのようになっていました。 当初は同期会のメンバーの内、宿泊は17名のはずが当日どうしても参加したいとバイクを飛ばして来てくれた仲間や夜の宴会だけでも参加させてくれーと来てくれた仲間等時間が経つにつれどんどん増えていきました。
 案内には酒類・つまみは十分用意してあるが良かったら持ってきて欲しい旨書き込みがあったが、かなりの仲間が多種多様な酒を大量に持って来てくれました。(なんとテーブル3卓が埋まった)これには一宮学舎の管理をしていただいている管理人さんご夫妻もびっくりで今までこんな大量の酒を見たことが無いとあきれ顔でありました。
 風呂にも入り、いよいよ宴会開始で、一気にその場は学生時代の話で大盛り上がりとなりました。面白いのは、在学時はほとんど話した事がなかった同期でもなんだかんだで結構話が通じ、すぐに打ち解けてしまうのです。(今回参加されなっか方の中には知り合いが行かないからという人もいたと思いますが、なんの心配もありません。やはり同期はいいですよ。次回は是非参加してみてください。)
 又、一宮学舎の料理は素晴らしく美味しかったです。尚、学舎は自分達で後片付けをします。(流石に酔っていても大人ですね、ちゃんとしました。)
 宴会後、部屋に戻り、二次会開始でしたが、皆、かなり酔っ払っていて凄い状態でありました。既に気分は、高校生状態で、収拾のつかない状態でした。次回は恩師を呼ぼう、海外でやろう、もっと仲間を集めよう等話が尽きませんでした。
 翌朝食堂に行ってみると昨日の酒がほぼ飲み干されており、流石学園卒は根性が違うと実感しました。    朝食後大型バイクを前に集合写真を撮り、ゴルフ組(一宮カントリー)、テニス組(学舎コート)、バイクツーリング組(何処行った?)と別れ1日を過ごしました。ゴルフ組には当日参加の仲間も加わり足の引っ張りあいをしながら楽しみました。
 尚、バイク・テニス・ゴルフ等趣味の仲間も募集しているようです。
 昔の仲間と一緒にいい汗流しませんか?「34会」をどんどん盛り上げて行きましょう。

(高校34回卒 黒田雅之)(平成20年)


●「相撲部OB総会」および「相撲部創部50周年記念式典」について

1.平成20年4月29日緬羊会館(成田市法華塚当主木村邦明高校12回)に於いて相撲部OB総会が開催されました。総会には鈴木先生(相撲部顧問)と現役高校生5名が出席し「4月26日開催された関東大会千葉県予選を勝抜き、見事関東大会に団体・個人戦への出場が決定した」との報告がなされました。また橋本強相撲部OB会長(高校19回)より、過去には団体・個人ともに優勝したこともあり、先輩方の成績に恥じない戦いをして欲しいとの激励がありました。当日は天候に恵まれ、西船橋駅前より観光バスを手配し23名のOBと美人の奥様やお嬢様方の同伴参加があり、午前中は竹の子狩りと山菜取りを行い、その後は緬羊会館の名物ジンギスカン料理に舌づつみを打ちました。お酒が進むにつれて、OBの過去の自慢話が始まり、中には相撲のコーチを行うなど先輩と現役が親睦を深めました。帰りのバスでは校歌を斉唱し、また来年の再開を楽しみに解散しました。
2.平成20年7月19日市川グランドホテルに於いて午後12時〜14時まで「相撲部創部50周年記念式典」が開催されます。是非とも相撲部関係者および縁者の皆様のお越しをお待ちしております。(平成20年/05/24)


●高校9回3年D組クラス会

 平成19年4月22日(日)、高校9回卒業の3年D組クラス会が山崎製パン企業年金基金会館で開催されました。
 卒業したときは50名いた仲間のうち5名が物故、11名が住所不明のため、34名に案内を出したところ、22名が出席してくれました。今年は特別参加として卒業時に隣のクラス(C組)だった湊協二君が顔を出し、出席者は合計23名になりました。
 たまたま選挙の投票日と重なってしまい、急用が出来て参加できなくなった者、会合が終わり開票状況を気にして事務所に飛んで帰る者など、大変忙しい一日でありました。今回は奈良から鈴木(旧姓三浦)陽一君が参加してくれ、八王子在住の田中茂良君も駆けつけてくれました。
 地元にいてもなかなか顔を合わす機会が少ない仲間同士が1年ぶりに顔を合わせたことで、予定の時間を延長してもまだ話し足りないほどの盛り上がりをみせ、今年は学園創立70周年の年でもあり、11月17日(土)に予定されている学園の祝賀会の会場で、今度は高校9回卒業の仲間全員に声をかけて集まろうということになり、再会を期して散会しました。(平成19年)


●「旧6、7回卒業同期会」から記念のアルバムが寄贈

 10月22日に同期会を開いた「旧6、7回卒業同期会」から、市川学園卒業60年を記念した貴重なアルバムを寄贈していただきましたので、ご紹介します。(写真左)
 「旧6、7回卒業同期会」の同窓生は、昭和21、22年の卒業で、今年で卒業60年という節目の年を迎えました。「旧6、7回卒業同期会」では、かねてから思い出の記念アルバムの製作に取り組んでおり、このたび、記念品として出席者に配ったということです。アルバムは箔押しの題字に校章を象り、また、本文では寄せ書きや恩師の懐かしい写真、校舎の移り変わりなどのほか、同期会当日の楽しそうなスナップ写真が貼られていました。
 当日は市川のケーブルテレビ局である「いちかわケーブルネットワーク」の取材があり、延々と3時間に及ぶの宴席となったということです。この同期会の様子は市川ケーブルテレビで放映される予定です。

 放映時間は次の通りです。
 11月11日(土)から1週間、放映時間は各日10:30、14:30、17:00、22:00です。
 この同期会は卒業60周年と喜寿を合わせて祝うおめでたい会でした。是非テレビで参加者の元気な姿をご覧ください。 (平成18年/11/08)

恩師の姿など、懐かしい写真を
集めた記念写真
当日の同期会の出席者が書き込んだ
寄せた寄せ書き

●高校バレー部OB会

 平成18年7月29日、バレー部顧問の畠山先生と前顧問の野本先生を囲んで、OB会を開催致しました。突然の豪雨にもかかわらず、約30名のOBが参加し、昔話やバレー部の戦跡等に華がさき、若手OBより「ものまねショー」も飛び出し、懇親を深めました。
 来年は市川学園の70周年行事が行われることを伝え、各代で参加できなかったOBにも連絡するように申し合わせ、そして何よりもバレー部のさらなる飛躍を満場一致で祈念して閉会しました。
 今後は各OBとも連絡を密にして、現役バレー部の活動を支えていければ幸いと思います。
(平成18年/09/07)

佐々木顕二(高36回卒)


●高34回、中学32回卒、同期会を開催

 卒業回にちなんで、3月4日、多くの発起人の呼びかけで、昭和57年の卒業以来、初めての大掛かりな同期会の開催となりました。
 当日は、まずは、新校舎にて、同期の中で唯一、母校の教員である宇佐美繁君より、校内を案内して頂きました。初めて見る校舎教室、最新の設備に一同、驚きを隠せなかったようです。まさか、茶室まであるとは……。
 市川グランドホテルでの懇親会には、総勢100名の同期諸兄、卒業時の担任であった6名の恩師にもご参集頂きました。
 落語家の真打である「三遊亭楽麻呂」こと青木雅之君の軽妙な司会進行のもと、島村文男君が発起人を代表して開宴の挨拶。ついに、20数年ぶりの再会の宴がスタートしました。名刺交換の姿は、すっかり「おじさん」の面々でしたが、時間が経つに連れ、すぐに、当時のあだ名で呼び合う談笑の輪がいくつも出来上がっていました。参加者を代表して、札幌から駆けつけてくれた川津邦弘君の挨拶にて中締めとなりました。参加者の大半が二次会へも繰出し、大いに飲んで、語った一夜でした。
 次回も、同期会を来年3月に開催予定です。お楽しみに。(平成18年/09/07)

北川善剛(高34回卒)


●中学9回・高校2回の同期会を開催

  旧き良き友よ

幹事代表 相本恒郎   

 今年(平成18年)4月22日、本八幡駅北口の「エノチカ・イ・プリミ本八幡店』で19名が集まり今年度の同期会が開かれた。私たちの同期会は30年にわたる歴史があり、毎年錦糸町のロッテ会館でおこなわれてきたが、今年は諸般の事情で本拠地本八幡にもどってきたのである。
 年齢が74歳から75歳になり、顔を見合わせるとお互い老けたなァという感慨を深くしたのであるが、乾杯が終わると70余年の間に起こった出来事が様々に溢れて歓談に入るのである。ことに在学中の話は懐かしく青少年時代に戻って話にふける。
 私たちは昭和19年に入学し20年に終戦を迎えた。つまりに多感な思春期の盛りに時代の変換期を迎えたのである。価値観が180度変わり私たちは混乱した。勝手気ままな風潮が生まれ、アプレゲールといわれた。先生たちを悩ませたことはいうまでもない。
 それとは別に食糧難は私たちを苦しめた。「我が青春に喰いはなし」というのは、掛け値なしに本当のことである。私たちはいつも腹を空かしていた。
   (中略)
 私たちの会は、このほかにも年2回のゴルフコンペと秋1回の中山競馬場クリスタルホールでの競馬観戦を行っている。

   春の岬 旅のをはりの鴎どり 浮きつつ 遠くなりにけるかも    達治

 旧き良き友よ、旅も終わる日が近づいている。来年はもっと大勢集まって過去、現在、未来を語り合い、元気に生きようではないか。
 連絡先  一文字 俊雄 (市川市平田1−9−14)(平成18年/05/17)


●高校9回 3年D組クラス会開催

 平成18年4月15日(土)、山崎製パン厚生年金基金会館で高校9回3年D組のクラス会が開催されました。
 当日は21名が出席して和気藹々、懐かしい顔が集まっての賑やかな会合になりました。北海道、長野県からの参加者もおり、元気に近況報告をしながら、来年は学園創立70周年の記念行事が予定されており、たまたま高校9回卒業生の卒業50周年に当たることでもあり、参加者をさらに増やして元気な顔を見せられるようにと再会を約して散会しました。
(平成18年/04/19)


●来年中学卒業60周年と喜寿を迎える第6回・第7回同期会

 毎年恒例となっている同期会が、気候の良い晴天に恵まれた10月23日に多数(33名)の参加者が集って料亭「植むら」で開催されました。
 常に集まる方々は常連で、今年は終戦60周年にあたるせいか、話題は当時の学徒動員などの話などが持ち上がり話題が多い和気藹々の宴席でした。年齢のせいか座った席を立つ時は誰とはなく「ドッコイショ」と言って立ち上がりますが、みんな元気そのものです。平成18年度は掲題にありますように卒業60周年と併せ喜寿を迎えます。平成18年10月22日を予定しておりますので「なずな」を読まれた方は、是非事務局(岡崎 卓)にお問合せ下さい。


●高校9回3年D組 クラス会開催  

 4月9日(土)、本八幡の大黒屋に卒業クラス3年D組の仲間が集まり、3年ぶり2回目のクラス会を開きました。今回は16名が参加、みのもんた司会のクイズ番組に出演して賞金を獲得した山崎擁巳君の計らいで、若いコンパニオン2名が座を賑やかにしてくれて、楽しく思い出話に花を咲かせました。
 現役を離れて悠々自適の生活に入っている仲間が多くなり、これからは毎年必ず一度は顔を合わせる機会がほしいという声が強く、来年も桜の時期に開催することになり、再会を期して散会しました。
(平成17年)


●旧制5回卒業同期会 開催  

 平成17年6月26日、市川学園旧制第五回卒業の皆さんが、船橋市の三田浜楽園に集まりました。昭和21年、戦争が終わり混乱している中、市川学園の学び舎を250名の紅顔の少年たちが巣立ってゆきました。戦後平和の訪れとともに、それぞれが各界で目覚しい活躍をしてまいりました。その過ぎし方60年を振り返るべく、17名の同期の皆さんが、嘗ては、海草や貝類の養殖が盛んだった船橋の三田浜に集い、にぎやかに歓談されました。   (事務局 記)(平成17年)


●中学5回生の同期会で健康に

 平成17年6月26日、船橋市の三田浜楽園において、「市川中学5回生同期会」を開催しました。今年は卒業後60年目に当たり、全員が「喜寿」を迎えることになりました。我々が卒業した年は終戦と重なり、卒業時には、勤労動員中で2カ所に分かれていました。
 そうでなくとも空襲によって離散するものが出るような時代でしたので、同窓生が顔を合わせるのはもちろんのこと、このような節目の年に昔の仲間に再開できることは大変意義深いものであります。当日の参加者は17名と決して多数とはいえませんが、皆が健康で再会できたことは、驚きですらあります。今や人生80年が当たり前のことのようになったとはいえ、健康であってはじめてこのような楽しい会に参加できるのです。
 私事でありますが、先だって私自身も健康や命の大切さを改めて痛感することがありました。
 私は、毎年定期的に胃の検査を受けています。今年もいつものようにかかりつけの病院へ気楽に出かけました。とろこが今年に限って「念のため組織をとって精密検査をしましょう」ということになり、結果を待つことになりました。1週間後予期せぬ「胃ガン」との告知でした。
 これまで痛みや、もたれなど自覚症状は全くない。それなのになぜ自分が「ガン」にならなくてはならないのか、頭の中は真っ白になりました。医師によれば、早期「ガン」なので手術すれば完治するとのことでしたが、男性の死亡原因の第一位は「ガン」で、3割ぐらいの人が「ガン」で亡くなると聞きます。正直なところ「人生の終着駅」をかいま見た気がしました。
 手術は無事終えることができましたが、胃は全摘出となりました。そして何よりもベッドで天井ばかり眺めている入院生活は苦痛そのもの。「健康が第一」「二度と病人となりたくない」といつも考えていました。
 健康はかけがえのないものです。日々の健康管理が重要だと思います。腹七分目の食事や適度な運動・外出など、気をつけるべきことはたくさんあります。しかし、何よりも大切なのは、無理をせずマイペースで過ごすことではないでしょうか。医療技術の進歩が著しいとはいえ、ストレスだけは現代の医療技術でも容易には解消できません。
 今回、私は同窓会に参加して同期会の仲間に生きる活力をもらったような気がします。時を忘れて語らううちに気持ちが若返ることができました。胃を摘出しましたし、体は昔のようなわけには参りませんが、心の中は以前にもまして、「健康」になったような気がします。今後も同期会の皆さんとともに「傘寿」「米寿」を迎え、再会できる日を楽しみにしています。そして、今以上に活力に満ちた会になることを願っています。

(島田 尚 記)(平成17年)


●高8回・中6回 同窓会

 高8回・中6回の同窓会を、6月17日、錦糸町のロッテプラザで開催した。
 冒頭、昨年亡くなられた野球部OBの大野幸治、山岸久男両君と、先日なくなられた生物学の野村末生先生に黙祷を捧げた。

 今回も元気な姿を見せた藤村博先生は、今年は戦後60年ということで、師が学徒動員で、田町の日本光学に於いて、光学による一発必中弾の研究の傍ら、夜は高校生に数学を教えていたが、米軍機が来襲するのを屋上で見張り、伝送管で本部に連絡していたそうだ。近くの慶応の校舎も、自宅も焼かれたので、研究室に寝泊りしていて、同期の多数の人々が戦争の犠牲になったが負けるものかと頑張っていたそうだ。円城寺吉政先生は、先ごろ五千円札の肖像から消えた新渡戸稲造は、東京の英語学校から札幌農学校の卒業まで、内村鑑三、宮部金吾と同じ道を歩み、お互いにあだ名で呼んでいたような仲であるという同窓生の絆を語られた。
 児井正義同窓会副会長は、東京支部設立準備委員長として、東京支部は、東京のみならず、首都圏を対象としているので、多くの人々に参加して欲しいと強く要請された。
 佐藤勉氏は、最近向山書房より「鉄道が主役だった頃、戦中―新幹線前夜」を出版し、好評であると語られた。当時の移動手段として利用していた鉄道の乗車体験記に、豊富な資料が挿入されている好著である。彼は学園の山岳部に所属し、南会津・白神山地等の多くの未踏ルートを山岳雑誌に紹介し、特に世界遺産に登録されている白神山地を、日本で最初に紹介した業績は、高く評価されている。
 その後は、各自懇談に入り、最後に渡辺孝至氏寄贈の「船橋や」の葛餅と、今回は日田産業(株)社長高橋陸郎氏の寄贈した有機肥料三点セットを土産に、それぞれ二次会へと散会した。来年は、船橋において開催予定。

                         (岡崎 廉 記)(平成17年)


●旧制第3回卒業生 同期会

 平成17年7月31日に、市川学園旧制第三回卒業生の集いが開かれました。参加者は14名、幹事役の大野景徳さんの発案で、「一言集」を作っておられます。このクラスの皆さんは今年で満81歳になられるとのこと、体操場で太平洋戦争開戦を知らされ、野外教練に駆り出されるなど、ゲートル姿で登下校するという厳しい時代に学園に在籍しておられました。「一言集」では、お元気な様子を昔の思い出話とともに綴っておられます。(事務局)(平成17年)
(出席者) 秋谷庄一・稲石城・稲垣善夫・岩間在仁・宇田川広志・大野景徳・加藤善信・河合正行・久保木要蔵・倉持貞男・小林孝雄・直井昭雄・乾一郎・柴崎利雄 以上14名  幹事役:大野景徳


●旧制第8回卒業(永瀬武学級)平成17年度クラス会

 例年どおりクラス会が開催できたことをまずもって多としたい。会員諸氏の高齢化も考慮して、従来の夜型を昼型に改め、会場も堀切菖蒲園・静観亭に移しての親睦会となった。
 今回は12名の参加を得ての集いであったが、久しく姿を見せなかった地元の有賀武君も見えられて近況や思い出話を語ってくれ、早逝したクラスメートの八田瑛文君のことにも話が及ぶなど、しんみりした場面もあって感慨ひとしおであった。例によって順番に会員各位の近況報告となる。さすがに年の功で、全員が話し上手で聞く側を厭きさせない。酒量が落ちたとはいえ、まだまだ捨てたものではない。時折威勢の良い掛け声も飛び出して、宴はいやが上にも盛り上がる。成田在住の神埼正勝氏の欠席で「相撲甚句」の名調子が聞けなかったのは残念だった。終盤には、次回の計画も議題になり、江ノ島・鎌倉あたりへ繰り出すかといった声も出て、非力な幹事を慌てさせる一幕も・・・。
 終宴後は、菖蒲の花の咲き誇る名園を散策し、たっぷりと風雅の境地に浸ることができた。再会を約して、菖蒲園を後にしたのは、暮れかねて明るさの残る夕映えの、ここぞとばかりに美しい最中であった。 
(出席者)有賀武・石井義雄・小川雅之・加藤幸雄・高橋健治・豊島靖・福島雄幸・増山英雄・水口儀也・村田博信・森川健作・吉沢和一 以上12名)
* 今回、上田秀雄君の訃報が伝えられました。謹んでご冥福をお祈りします。

                       (水口 記)(平成17年)


●中学1回・高校3回同期会を開催

 中学第1回、高校第3回、昭和20年から26年、本当の戦後のどさくさ、食糧難のなかで、古賀先生をはじめ諸先生方の薫陶を得て実社会の大海に船出して以来、半世紀以上が過ぎ、多くがその分野での職責を終えられ、割合自由な時間を持てるようになった平成6年以降、毎年陽気のよい5月に同期会を、ご壮健でいられる往時の先生方にも御来駕頂き、毎回20名余の参加を得て開催しています。
 本年は5月13日に葛飾立石の蕎麦処「玄庵」にて、宮川英夫先生にお越し頂き、16名が参集しました。
 毎年の集会なので、参加メンバーは同じような顔ぶれになりがちであり、同期会の発展、継続の為にも、出来るだけ多くの方が集まるように努力しているのですが、体調不良を欠席事由としているケースが多くなり、この一年間に3名の物故者を出しました。
 参加した面々は元気マンが多く、ゴルフ、旅行、夜のオアソビも現役、との話が出る程ですが、やはり孫の話や病気、体調の事が主体になり、歳を感じさせられます。
 今年は、古賀正一理事長は所用があり出席して頂けませんでしたが、参加の都度に、学園の現況、将来展望をご説明頂き、卒業以来無縁に近かった我々に、若い学生達の息吹を感じさせて頂いている事は大変有難く、これからも老け込んではいられない気になっています。

(幹事 増田悦宏)(平成17年)